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いっそ行けるところまで行ってみようよ【ミャンマー・バガン編】#25

by 佐田真人|Masato Sata

もしパソコンやスマホを持って来たとしても、この町ではあまり使う機会がないかもしれない。

だからすることといえば、ルームメイトとの会話を楽しんだり、メモを取り出して感じたことやこれからのことを考えるぐらい。

デジタルデトックスにはちょうど良い町だと思う。朝は昨夜入った居心地の良いレストランで朝食を食べた。ラッシーとフライドライスの組み合わせが最高に良いのだ。

(これでエアコンがあれば...)

いや、そんなこと贅沢を言ってはいけない。今日は電動バイク(イーバイクと呼ばれる)をレンタルして、行けるところまで行ってみようか。

太陽が燦々と降り注ぐ中、遺跡群の中を走り抜ける。当たり前だけど、ここには背の高いビルがなければ、大層なショッピングモールもない。ここにあるのは木々と空、そしてどこまでも続く一本道だった。

このままずっと走り続けたい。何も難しいことは考えなくていいんだ。今日は目一杯走り抜けよう。

時折グーグルマップを確認するためにバイクを止めると、すれ違う現地の方が「道に迷ったのか?」と声をかけてくれる。

「特に目的地はないんだけど、ちょっと行けるところまでまっすぐ行ってみようと思ってさ」

「それならこの道をずっとまっすぐ行くといいよ!綺麗なサンセットが見える場所があるんだよ。」

特になにもない場所だし、身体中砂だらけになるけど、それでもバイクに乗りながら、行けるところまで行ってみる。この感じがたまらなく好きだ。




p.s. 結局6時間ぐらい走り、帰るときには日が暮れてたのだけれど、夜道のバイク移動は本当に気をつけて。

明かりがないから真っ暗だし、道がそもそもあまり舗装されてない。海の砂浜のような箇所がちらほらあるので、あまりスピード出しすぎないように安全運転でね。

今日はそれで何回こけかけたか...。


佐田真人|Masato Sata
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